BMWのタイヤを自分で交換する方法と工具の紹介

「日本車の時は自分でタイヤ交換していたけど、BMWも自分でできるの?」

「BMWのタイヤ交換を自分でやりたい!」

この記事では、BMWのタイヤ交換を自分で行いたい方へ向けて書いております。

ただし、タイヤを持ち上げたりする重労働が伴うため十分に気をつけて作業を行いましょう。

 

みなさん、こんにちは。

毎日BMWで往復40分の通勤している、たろです。

雪の降る地域では冬の前にはスタッドレスタイヤ、春にはサマータイヤへ交換します。

タイヤ交換はディーラーに頼もうか、タイヤショップ等に持っていこうか、はたまた自分で交換しようかと考えているのではないでしょうか。

今回は自分でタイヤ交換を行う方法や、日本車と違う点も合わせて紹介します。

BMWのタイヤ交換に必要な工具

まずはBMWのタイヤ交換に必要な道具を紹介します。

・ジャッキ

・トルクレンチ

・ジャッキパッド

以上が最低限の工具です。

私は手締めするのが疲れるため、

・エアコンプレッサ

・エアーインパクト

を使用しています。

エアーインパクトを使用するとガソリンスタンドとかでの交換のように一気に外したり締めたりすることができとても快適です。

BMWのタイヤ交換方法 5ステップ

Step1 ジャッキアップしよう

まずはジャッキを使って車を持ち上げましょう。

この時注意しなければならないのはジャッキアップポイントの形状です。

日本車の場合、ジャッキアップポイントは厚い鉄板になっていますが、BMWの場合プラスチックの部品に長方形のへこみが付いてます。

普通は車についているジャッキアップポイントがなぜ手元にあるのかはとても簡単です。

壊したからです!ちょっと手違いがあって壊しちゃいました。

でも大丈夫です。車から外れただけなので、はめてからジャッキアップすれば問題ありません。

そして、このジャッキアップに必要なのがジャッキパッドです!

上部の長方形のところがさっきのジャッキポイントにはまり、下部の円形部分にジャッキを当てます。

二つをはめると画像のようになります。

もし、地面と車の隙間が足りなくてジャッキが入らないときは、スロープを使って隙間を広げましょう。

私のBMWもフロントの隙間が足りず、ジャッキが入らないためスロープを使っています。

スロープを使っている様子は下記をご覧ください。

Step2 タイヤを外そう

ジャッキアップしたら17mmのソケットを使用してタイヤを外します。

十字レンチよりエアーインパクトがあるととても楽です。

 

日本車と違うポイントがここにもあります。

日本車は車側にボルトのネジ部が付いていて、ナットを使って締めますが、BMWは完全なボルト締めです。

Step3 タイヤをはめよう

タイヤを外したので今度ははめていきましょう。

タイヤはホイールの穴とネジ穴を合わせてから下画像の赤丸部分に載せます。

日本車であればホイールを車側のボルトに掛けてはめることができますが、BMWではできないため結構苦労します。

そんな時、日本車のようにホイールをはめるガイドバーを使うととても便利です!

使っている様子は下記をご覧ください。

 

ボルトを締めるときは対角線上に均等な力で少しずつ締めていきましょう。

時々タイヤの傾きとか気にしながら締め上げましょう。

魔方陣を作るつもりで締め上げましょう。

安全を祈りつつ締め上げましょう。

Step4 空気圧を調整しよう

スタッドレスタイヤ等に交換した後は既定の空気圧を調整しましょう。

空気を詰められる工具があれば自分で空気圧を調整することができます。

無い場合はガソリンスタンドで空気圧の調整をお願いしましょう。

既定の空気圧は運転席側のドアを開けたところに記載してあります。

Step5 空気圧を設定しよう

BMWはタイヤの空気圧を車自身が監視しているので、タイヤ交換して既定の空気圧に調整した後は空気圧の設定が必要になります。

調節せずに走っていると空気圧警告が出ます。

ナビの画面は下のようになります。

idriveで決定ボタンを押します。

idriveで決定ボタンを押します。

以上のようになれば空気圧の設定は完了です。

以上がタイヤ交換の方法です。

まとめ

今回はBMWのタイヤを自分で交換するための工具と方法を紹介しました。

慣れてしまえば簡単な作業ですが、ボルトの締め付けはしっかり行いましょう。

 

また、他にも気を付けていただきたい点があります。

それは、ランフラットタイヤがとんでもなく重たいことです!

持ち上げてはめ込むのがとんでもなく辛いです!

 

タイヤ交換の際はタイヤをはめる前に釘などが刺さっていないか溝は十分残っているか確認しましょう。

特にタイヤの溝は意外と減っている場合があります。

スリップサインが出そう、もしくはもう出ている方はタイヤを交換する前に新調することをお勧めします。

たろでした。