BMW E90ブレーキパッド・ローター全交換

椎那です。

先日、ブレーキパッド摩耗の警告灯が点灯しました。
ブレーキは安全に走行するための大事な部品です。
そのため、できるだけ早く対処したいものですよね。
今回、私がブレーキパッド警告灯に対して行ったことをご紹介します。

ブレーキパッド警告灯って？

ブレーキは簡単に説明するとブレーキパッドとローターで構成されています。
ホイールを覗いたときに見える円盤がローターで、ブレーキパッドはローターを挟み込むように設置してあります。(画像の右にあるもの)

ブレーキパッドとローターは長年使用していると徐々に摩耗してきます。安全に停まるためには十分な厚さが必要になります。しかし、点検しようにも目視しづらい場所にあるため、なかなか点検ができません。そのため、ブレーキパッドには摩耗を知らせる装置がついています。

ほとんどの国産車には、パッドウェアインジケーターと呼ばれるものが取り付けられており、パッドの残量が少なくなると、パッドウェアインジケーターが直接ブレーキディスクと接することで「キーキー」と音を発生させ、交換時期になったことを知らせてくれます。
http://qa.jaf.or.jp/check/daily/08.htm

BMWにはブレーキパッドにセンサーが装着されており、ブレーキパッドの摩耗とともにセンサーも削れ、ある一定の厚さになると警告が表示されます。今回はこの警告灯が点灯しました。

ディーラーでの見積もりは？

警告が表示されたので、ディーラーでブレーキパッドの状況を見てもらいました。
今回はフロントのセンサーが反応しており、残量は3mm程だそうです。実際どのくらい残っているかは外してみて確認ですね。ローターも摩耗しており、交換時期が来ているとおすすめされました。

ブレーキパッドを点検すると、フロントだけでなくリアも交換期限が近づいているそうで、前後のブレーキパッド、ロータの全交換で見積もりを作成してもらいました。

その金額…

16万円！

見積もりを見た瞬間固まってしまいました。今年は車検もあり出費は覚悟していたのですが、車検と同じくらいの出費は痛いです(泣

解決方法は？

このトラブルの解決方法はブレーキパッドとパッドセンサーの交換です。

ディーラーでの交換は諦めて、いつもお世話になっている車屋さんで交換してもらうことにしました。この機会にブレーキダストの少ない社外品を取り付けようと考えています。

ブレーキパッドの交換の仕方は？

私が参考にしたブレーキパッドとローターの交換の動画はこちらです。

私は自動車整備の経験も設備もないため、いつもお世話になっているショップで交換をしていただきました。

なかなか見ることのできない作業を間近で見ることができ、写真を撮り忘れてしまいました…ですが！撮るものはしっかり撮りました！

まずは、取り外したブレーキパッドです。
前輪のパッドはほとんど厚さが残っておらず、画像は後輪のパッドでまだ厚さはあるのですが、非常に硬くなっていました。パッドの中央のくぼみにパッドセンサーがはまります。

続いてローターです。
ローターの淵には指で引っかかるほどの耳ができていました。こちらも交換時期でした。

最後にブレーキパッドセンサーです。
画像は新品のセンサーで、センサーの先端がブレーキパッドと一緒にローターに押し付けられて削られることで警告を発するようになっているようです。

今回、交換に使用する部品はディーラーでもアドバイスをいただき手配しました。BMWではパッド交換の際に、関係するボルトも全交換を行っているようでしたので、ディーラーで必要なボルト一式とセンサーを注文しました。

交換するブレーキパッドとローターはBMW純正品ではなくDIXCEL製品にしました。ブレーキパッドはDIXCELのPremiumタイプを装着しました。レビュー等をみると純正品よりブレーキダストが少ないと記載されていたため、すぐに汚れてしまうホイール対策もちょっと期待しての交換です。この部品は純正品より安いのも魅力的です。使用したブレーキパッドとローターはこちら